2022年度:輸入車整備の実務(初級編)を開催
7月20日から21日のJISPA技術セミナー「輸入車整備の実務セミナー(初級編)」が開催されました。
会場は三井住友海上火災の千葉研修センター。今回の参加者は新型コロナのへの対応として、受講者を半分に絞り定員9名で募集しました。
受講生はJISPAが5名、アドバンスクラブが2名でした。
セミナー実施期間は新型コロナの感染症が急増した時期であり、実習の部分も講師、受講生、受講生と受講生の間の距離を十分に置くため、従来のように「理解するま何度でもチャレンジ」「アクションの都度、講師に質問する」にような学習ができませんでした。また、恒例の懇親会(意見交換会)も開催できず長い夜をゆっくり休む事が出来ました。
JISPAはその前身のサード・ステージの時代より、会員間の輸入車整備に関する情報及びノウハウの共有に取り組んできました。講義内容は以下の通り。
⑴JISPAの目指す輸入車整備:平林代表理事
・独立系整備工場が輸入車整備に取り組む目的(輸入車難民の救済)
⑵輸入車整備を始める時に知っておくべき重要事項:山口チーフアドバイザー
・特に注意を要する点・心構え、必要な整備&ツール、スキャンツールの選択、バッテリー管理、コーディングの実務、トラブルシューティング
⑶輸入車整備の基礎知識:白柳事務局長
・輸入車販売市場、輸入車保有台数。輸入車整備情報の入手&テクニカルアドバイザー体制、輸入車部品の動向
⑷スキャンツールの使い方を学ぶ(実車利用):山口チーフアドバイザー、矢吹アドバイザー
・輸入車におけるスキャンツールの位置付け、車検時の利用、メンテナンス作業での使用(作業サポート)、故障診断の基礎
⑷初級編のまとめ・アンケート:白柳事務局長、協和自動車
・質疑応答、JISPA事業活動、輸入車部品共有、入会案内