JISPA2022年度:社員総会を開催

7月27日(水)、JISPAの2022年度定時社員総会がTKPガーデンシティ御茶の水(三井住友海上・駿河台新館)にて開催しました。

新型コロナウィルスの感染拡大の中でしたが、総会出席者は35名(JISPA会員19名。事務局3名。来賓13名)、懇親会出席は20名(内JISPA会員12名、事務局3名、来賓5名)でした。

<感染症対策を徹底>
今までJISPA総会の会場は三井住友海上の会議室をお借りして開催していましたが、今回は大型の会議室が全て使用中であり、初めて「TKPガーデンシティ後茶の水」を有料でレンタルして開催しました。

とても綺麗な会場で広めの会議室に3人掛けテーブルに1人、あるいは2名が座るレイアウトにしました。また懇親会の会場も広い室内にテーブルを並べ、6人掛けのテーブルに3人~2人が座るレイアウトです。さらに感染対策として個々人の自由な対話を抑制して、1人ずつ中央のマイクで「近況、あるいはご意見を全員に話す」ことで情報交換が出来ました。全員がお話を終えた段階で懇親会は終了しました。ラウンジ方式ですが、食品あるいは飲み物の前に人が集中する事も無く、料理は美味しいものを少量ずつとしたので、短い時間ですがほぼ完食しました。

<ボッシュの講演会>
講演会はボッシュのオートモーティブアフターマーケット事業部テクニカルサポート&サービス部の里廉太郎部長に依頼しました。テーマは「サイバーセキュリティ対応を踏まえ次世代型整備の新たなプロセスと要素について」。里部長は様々なイベントで講演されていますが、JISPA会員工場のメカニックが現場で直面する問題に的を絞り話して頂けました。

講演は3月に平林代表理事が依頼しましたが、「7月の法規制が始まる頃には、その準備が整い話せる内容も多くなる」との事で、今回の総会会場での講演となりました。プレゼンは里部長の力作で、配布資料が届いたのは講演前日の23時30分でした。

内容は7月に法規制された「サイバーセキュリティに関するUN規則」の概要とその対応を解説するもの。輸入車では既に一部の車種に影響が出て来ており、会場では活発な質疑応答が続きました。ボッシュは「会社から懇親会への出席を禁じられていない」との事で、懇親会場でも情報交換が続きました。その結果「今まで不明だった部分がクリアになった」と会員には好評でした。

<雑賀さんの講演>
メルセデス・ベンツの雑賀アドバイザーの講演では、ベンツの電気自動車のメンテナンスに関する情報、メーカーの直販によりディーラー拠点数の減少など、余り聞けない話が披露されました。これも会員には好評でした。

更新:2022年07月27日