JISPA、ハートインコーポレーテッドと提携

JISPAは電子制御回路製品に関する設計、開発、修理、コンサルタントを主要なビジネス領域とするハートインコーポレーテッド(本社:神奈川県厚木市、秋庭靖久社長)と提携した。 自動車の電子化が急ピッチで進む中で、電子部品の修理は今後、車両のメンテナンス費用を下げる上にも重要なテーマである。 日本の現状では電子部品が故障した場合は、一体で新品部品と交換するしか方法はなく、年式の新しい車両なら交換する部品が供給されるが、クラシックカー、年式の古い車、スーパーカーなどは部品そのものが製造中止になっている場合もあり、そのため修理不可能というケースも多い。 一方、欧米では電子部品の修理・リビルトの専門業者が存在し、お気に入りの愛車に長く乗りたいというユーザーのニーズの応えている。 ハートインコーポレーテッドの秋庭靖久社長は、1989年に米国の半導体メーカー(現、テキサス・インスツルメント)に入社して以来、MRI,CTスキャナー等の医療器具、電気機械から軍事衛星用途向画像認識回路に至るまで、電子制御回路の設計に取り組んできた、この道のプロであるが、2014年に独立して、自動車電子部品の修理をメイン業務とする新会社を設立した。 ◎輸入車、希少価値絶版車、高級輸入スーパーカー用の電子制御装置(ECU)の修理・新規設計。 JISPA会員の工場においても、輸入車の電子部品の故障は数多く入庫しており、ハートインコーポレーテッドとの提携により、電子部品分野の修理に関する研究を続けていく考えだ。 、    
更新:2016年05月27日