JISPAテクニカルアドバーザー制度 トライアル導入

JISPAの主要な事業計画に「会員工場向けテクニカルサポート体制の構築」があります。 協会に収集した各種の整備情報は、会員会社の日々に作業現場でタイムリーに使用できなければ意味ありません。 そこで会員工場のメカニックの中から協会認定のテクニカル・アドバイザーを任命し、会員からの問い合わせに対応することにしたものです。 自動車整備機器メーカーや損害保険会社の行なうサポートシステムとは異なり、輸入車整備を行う現場のメカニックの自主的な助け合い及び情報交換を狙いとしたものです。 テクニカルアドバイザーは工場長、あるいは第一線のメカニックですから、日々、車の下に潜って仕事をしているわけで、会員からの問い合わせは、その合間を縫ってということになります。 当然、社長の理解がなければこのシステムは成り立ちません。 一方で、テクニカル・アドバイザーからは会員から質問が来ることにより「自分の勉強にもなり、情報も集まるので、是非、やりたい」との声が聞かれました。 今回、JISPAは3名のテクニカル・アドバイザーを任命し、本日よりトライアル運用を開始しました。 トライアル期間終了後は、問題点を整理し、改善策を策定、本格運用に繋げる計画です。
更新:2014年02月19日