入会案内

輸入車整備市場の可能性

わが国における輸入車の保有台数は380万台であり4輪車総保有台数の4.8%を占めている。
年間の輸入車販売台数は新車が32万台(総市場の5.9%)、
中古車登録台数が51万台(同7.3%)となっている(2012年)。

かつては輸入車と言えば高級車を意味していたが、
最近は一般的なユーザーが国産車と同じ感覚で、
個性的な輸入車を選ぶ時代が到来している。
これは輸入車の個性的なスタイルや「走り」が、
車にこだわりのある層に受けているからだ。

輸入車ユーザーのために

国産車と同じ感覚で輸入車(新車、中古車)に乗りたいユーザーにとって、
身近な場所に愛車の整備や修理を依頼できる工場があっても良い。
最近は愛車を長く大切に乗るユーザーが増えており、乗用車(登録車)の平均車齢は7.95年となっている。
お気に入りの愛車に長く乗りたいユーザーは、こうした工場を探している。

一方、中古の輸入車はディーラーよりも中古車販売店で多く販売されており、
ユーザーは購入した車輌の整備の受け皿を求めている。

しかし、ユーザーが整備工場に整備・修理を依頼したいと思っても
「何処の工場に依頼すれば安心かつ納得できる整備を提供してくれるのか」
がわからないという現状がある。JISPAは、そのようなユーザーの要望に応えることができる
整備事業者の全国ネットワークの構築を目指し、輸入車ユーザーの整備の選択肢の一つとして
ホームページや雑誌記事・広告等の手段を使い、積極的にユーザーに働き掛けていく。

輸入車整備の現状

欧米では早くからOBDⅡ規制が導入された(米国1994年、欧州2000年)ため
自動車メーカーはスキャンツールの使用を前提に車輌を開発している。
そのため整備工場は
「スキャンツールを使いこなすレベルの技術」がないと輸入車の整備は出来ない。

一方で、欧米では電子的な整備情報が開示されており、
この情報を使うことで国内でも技術力さえあれば輸入車の修理・整備が可能である。
「走り」「乗り心地」「ブレーキフィーリング」など感性的な部分にこだわるユーザーが多く、
すでに欧米で定着している車輌を工場出荷時の性能に戻す「診断整備」の市場を開拓する余地がある。
国産車は次世代自動車(HV、EV)の普及、電子制御化の進展により整備の領域は減少傾向にあるが、
輸入車はまだ可能性が残されている。

主な事業内容

(1) お客様の納得できる価格での輸入車整備・修理の提供

日本における自動車の整備はMaintenance(メンテナンス)が中心である。
Maintenanceとは維持する、持続させる、保全するという意味である。
定期的に車輌を点検し、給油や消耗部品の交換を行なう。
これにより車輌は良い状態で長持ちすることは事実だが、新車で登録されてから8年⇒10年⇒12年と
年期を重ねた車輌はMaintenanceにプラスして、Repair(修理)も必要となってくる。
このRepair(修理)は大変、費用が掛かるので、
泣く泣く愛車に別れを告げざるを得ないユーザーも出てくるのである。
車輌に長く乗ることがエコであると考えるJISPAは、以下の方法で整備・修理料金の圧縮を目指している。

  • 部品を一体交換しないで修理可能な部分(部品・機構)は可能な限り修理する。
  • 部品交換が必要な場合も純正新品部品という選択肢の他に、リビルト部品、優良新品部品を使えないかを検討して、お客様に提案する。
  • 輸入車整備に熟練したメカニックによる効率的な整備で工賃を下げる。

(2)輸入車ユーザーへの告知強化

すでに多くの輸入車ユーザーはトラブルの際、
インターネットにより輸入車に対応できる整備工場を探している現状がある。
この場合、ユーザーは「車名、年式、不具合箇所、修理」にて検索して、
適切な整備工場を探す人もいる。
それだけ輸入車の整備が得意な整備工場の情報は求められている。

以上のことからJISPAはBtoCに対して高い能力を持つIT企業と提携して、
ユーザーと工場をつなぐホームページを作成する計画である。
この他、JISPAのロゴマークを制定して会員工場に提示たり、
ユーザー誌、業界紙への積極的な広報活動を展開する。

(3)輸入中古車の販売業者、修理保証会社等との連携

輸入中古車販売店との提携や車輌修理保証会社との提携を推進する。

(4)自動車整備業の新たなビジネスモデルの構築
(愛車に長く乗って頂くために新時代の診断整備を目指す)

車輌の整備・修理において「さしあたり運転できれば良い」のレベルではなく、
電子診断のデータに基づき、車輌の環境性能・安全性能・乗り心地を
自動車メーカーの工場出荷時(新車)の状態に戻す『新時代の診断整備』を目指す。
このため会員企業はスキャンツール(外部故障診断装置)の保有
及び高度な活用を必須条件とする。

自動車整備分野の拡大

輸入車ユーザーは車輌のデザインのみならず、
その走りのテイストにも拘る傾向にある。
こうしたニーズに対応し、たとえ長期に使用した車であっても新車の走りを楽しめる整備を目指す。
ユーザーに愛車を長く乗って頂くために、単に保安基準適合性を満足する
だけではなく、より安全で、快適で、環境に優しい整備を目指す。

(5) 協会共通の顧客対応プログラムの策定

協会のメンバー工場は、決して「高級感漂う輸入車のプロショッフ」を目指すわけではない。
国産車ユーザーと同じ感覚で来店頂く輸入車ユーザーに
「満足いただける誠実で丁寧な対応と信頼の技術力」を提供する。
そのため、会員の顧客対応の現場でのノウハウを結集し、

  1. 「お客様との約束」の明確化と広報(料金の明細表示、説明責任など)
  2. 標準的な顧客対応プログラムの導入
  3. 効率的でミスのない作業工程表の作成と導入
  4. 様々な説明ツールの作成

などを推進する。

(6) 輸入車整備の技術力向上・・・教育、テクニカルサポート、資料収集

〇会員工場向け教育プログラムの策定
  • 会員工場の現場において実効性のある教育の構築を目指す。
  • そのため協力会社のサポートを得て協会独自の教育プログラムを策定する。
  • また、会員会社の好事例見学会、診断整備が定着している。
  • 欧米の事例を勉強するため海外研修等を企画・実行する。
◯会員工場向けテクニカルサポート体制の構築

協会に収集した各種の整備情報は、
会員会社の日々に作業現場でタイムリーに使用できなければ意味がない。
そこで会員工場のメカニックの中から協会認定のテクニカル・アドバイザーを任命し、
会員からの問い合わせに対応する。

  • テクニカル・アドバイザーは会員工場のメカニックより数名を指名する。
  • 携帯電話番号を公開し、会員からの問い合わせに対応する。
    テクニカル・アドバイザーにとっても勉強になり、会の技術レベルが向上する。
  • レベルの低い質問が殺到して業務に支障が出ないように、
    質問の前に確認すべき事をまとめた「相談マニュアル」を作成する。
    また、入会時に使用しているスキャンツールの機種を協会に登録することが必要。
〇輸入車の整備情報の収集

全国で輸入車整備に携わっている会員の生の整備情報を収集しデーターベース化する。

入会案内

JISPAの会員は正会員と賛助会員があります。
現在、全国100社のネットワーク構築に向けて会員を募集中です。
入会案内(PDFファイル)をご覧の上、JISPA事務局にお問い合わせ下さい。

会員資格
正会員 国土交通省の自動車解体整備認証工場であること。
データモニター、アクティブテスト等が可能な多機能スキャンツール(外部故障診断装置)を保有していること。
あるいは今後、保有する計画があること。
本会の実施する教育プログラムにメカニックを参加させることが可能であること。
本会の趣旨に賛同し、会員の推薦があること。
賛助会員 正会員には該当しないが、本会の趣旨及び事業に賛同する者、並びにその団体
会員の推薦があること。
会費
入会金
会費(年額)
会費(月額)
正会員
¥60,000
¥120,000
¥10,000
賛助会員
¥60,000
¥120,000
¥10,000

入会金は入会時に、会費は上期・下期で分納します。

会員たる資格を有する者は、所定の入会申込書を本会に提出し、役員会の承諾を得て加入することができます。
入会時に会員と協会は守秘義務契約を締結致します。
協会には「電磁的記録及び電磁的通知に関する規約」があり、主要な連絡は電子メールにて実施しています。

入会申込書のダウンロードはこちらから

      正会員入会申し込み
正会員申込用紙ダウンロード

賛助会員入会申し込み
賛助会員申込用紙ダウンロード

都道府県別輸入車保有台数

ブロック 都道府県 保有台数 募集会員数
1 北海道 北海道 110,984 3
2 東北 青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島 166,645 6
3 北関東 栃木、群馬、茨城 194,970 6
4 首都圏 埼玉、東京、千葉、神奈川 1,105,283 30
5 中部 山梨、長野、静岡、愛知、三重、岐阜 549,366 18
6 北陸 新潟、富山、石川、福井 122,201 4
7 近畿 京都、大阪、滋賀、奈良、和歌山、兵庫 518,566 16
8 中国 岡山、広島、山口、島根、鳥取 152,666 5
9 四国 香川、徳島、愛媛、高知 79,768 4
10 九州・沖縄 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、
鹿児島、沖縄
265,639 8
合計 3,266,088 100